2006年03月21日

パクリの無意味さ


パクリの無意味さ


前の記事で、筆者の京都情報のページURLを記載したところ、さっそくそのページを持ち帰って、いろいろ勉強をしているのか、単にアフィリエイトコードだけを差し替えようとしているのかわからないが、せっせと何かをやっている人が居る。

Webページにも、もちろん著作権があることは誰でも知っているだろうが、ソースを見れば誰でも簡単にコピーが出来ることから、パクリが横行していることも事実である。

筆者の商材のように、ページ内の文言を入れたものまでをテンプレートとして販売している場合、購入された方が使うにはもちろん侵害にはあたらない。

しかし、勝手に持っていって自分のサイトに使うのは明らかに違法にあたる。

ネットにおけるパクリの横行は日常的なものと言えるが、他人のページを持っていったからといって、それは何の役にも立たない。

所詮は他人が作ったものであり、自分のオリジナルではないからだ。ただし、ソースを見て勉強をして学ぶべき所を学び、自分なりにページに活かそうというのであれば、それは意味を持つことになるだろう。

この場合、決して同じページは出てこない。

パクリをやる奴は、そんなことははなから考えていないので、「良いページだからパクろう」だけである。

そこには、そのページがどういう意図を持って作成され、どこにポイントがあるなどということを考えるなどという気がないものだから、作ってはそのまま放置になる。

パクリによって、一時的には成果が出るかも知れないが、そんなことで継続して成果を得ることなど出来ない。

まあ、こんなことを書いても馬耳東風であろうが・・・。

しかし、それではいつまで経っても自分の力など付くことはなく、いずれアフィリエイトサイト運営そのものも放り出して、ページだけがネット上のゴミとなるのは目に見えている。




2005年11月22日

Webサイト運営の基本


Webサイト運営の基本


前回に引き続いて、ZEUS氏の記事、アフィリエイターの収入統計に関連した内容を書いてみようと思う。

ここでは、アフィリエイト界では有名なサイト、アフィリエイト・ポータルネットの中にある、「アフィリエイト収入が100万を超えて起業したOL」 という記事の中で、「脱☆OLまりえの超〜節約術!!」 というサイト管理人の白石まりえ氏のインタビューが掲載されたことを受けて、その中から記事を書かれている。白石氏はその中で、

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Q26:数ヶ月経っても稼げないアフィリエイターがたくさんいます。あなたの場合とどこが違うと思いますか?  

アフィリエイトを始めた当初は、毎日パソコンの前に向かって何かしら作業していました。 会社から帰ったらまずパソコンの電源を入れて、寝る直前までサイト作りしていましたし、休日は1日10時間以上サイトを更新していました。 
稼げないと嘆いている方とは作業量が違うと思うんです。

あと、サイトの更新が楽しいと思えるかどうか。

私は楽しくて楽しくて気づくと10時間とか経っていただけなので、辛いとか思ったことはありませんでした。

だから、サイト運営じたいが楽しいと思えて、毎日毎日、成果が上がらずとも続けていけるかどうかなんじゃないのかな、と思います。


として、ZEUS氏はこの部分を取り上げているが、この点についてはまったくその通りと思う。

サイトを作ること自体に楽しさを感じることが出来なければ長続きすることはないだろう

そのためにも、私はサイトを持つにあたって、自分の好きなもの、関心の高いもの、あるいは得意分野をテーマにするよう勧めている。

それは、そのようなテーマならコンテンツを書くにあたっても楽しく出来るだろうという前提だからである。

そして、その中にコンテンツに関連した広告を入れ込む。これが基本のスタイルと考えている。

いきなり商材を先に持ってきて、それを紹介していくページを作るのは実は難しい。まずサイト作りを経験して、そこから学んだことを基にして次にそのようなサイトを持つという流れが自然というものだろう。

私のブログの中でサイト作りを楽しむという記事を書いているが、実際にそこに楽しさを見つけるとその場での成果などどうでもよくなる。そこにはサイトを良くしようという考えが先にたつからである。

結果として、アクセスは徐々に増え、そして成果に繋がることとなる。

この部分の大きな違いに気付いた人は必ず成果の出るサイトを持つことが出来るだろう。

先の白石氏は、さらに、

Q15:全てのサイトの運営には1日どれくらいの時間をかけてますか?

今は会社の仕事に追われていて、個人的に運営しているサイトの更新はほとんどできていません。
会員向けの日記の更新やリンク切れチェックくらい。
1日30分くらいでしょうか。

それでも時間がある時に集中して1日で1個サイト作ってしまったりしています。
集中しだすと朝8時くらいから始めて夜23時頃までずっと作業していたりします(汗)


としている。そして、一日何時間以上もパソコンの前に張り付いて作業をするという繰り返しをしながら、

Q16:月に1万円の報酬を稼ぎ出すまでにどのくらいの期間がかかりましたか?

7ヶ月くらいかかりました。

と答えている。

これが現実の姿だろう。それを考えると一日わずかな時間で大きな金額を得ることが出来るなどということがいかに非現実的なものかがわかると思う。


なお、アフィリエイト・ポータルネットの執筆者の一人である石川氏は、同サイトの前身である「チャンスメーカー・ネット」の時代から、アメリカから重要な情報を紹介された、まさにわが国のアフィリエイトの草分けのような人物である。

同サイトには、過去の記事として残されているが、そのような記事の中には今でも参考になることが多くあるので、参考にされると良いだろう。





2005年11月17日

情報商材について


情報商材について


日ごろ、トラックバックやコメントでお世話になっている、極悪アフィリエイトを斬るのZEUS氏が最新記事(11月15日号)で私の情報商材を取り上げてくださっていたので、この関連記事を書いてみることにする。

とにかくネット上にはいわゆる情報商材というものが氾濫している状況にある。情報商材を売っている本人が言うのもなんだが、これはひとえに簡単にネットでは儲かるといううわさを聞きつけた人を相手に一つ商売をしてやろうという類に他ならない。

世の中需要と供給があって商材も存在するわけなのでそのこと自体はなにも間違ったことではない。

アフィリエイトサイトを始めたいがよくわからないので情報が欲しいという人に向けて情報を販売するということは、れっきとしたビジネスとしてなんら問題はないだろう。

情報を買った人がそれを活用出来て、自身のサイトから成果を得ることが出来れば感謝されることはあっても文句を言われることはないだろう。

しかし、メディアとしての歴史が浅いネット界にあっては、善も悪も、良いも悪いも混然一体となってまさにるつぼ状態という状況にあり、そんな中でいろいろなものが存在するのも仕方のないところだろう。

私自身は自分が情報商材を販売していながら、いまだかつて他の情報商材を買ったことはない。

私が自分自身の情報商材を始めて販売開始をしたのは2003年8月のことだったが、その少し前あたりからネットではネットビジネスに関する情報を販売することが流行し始めていた。

いくつかのサイトを見て回ったが、「なぜこんなに高いのだろう・・・」というのが正直な感想だった。いかにも儲かりそうな文句が並び、成果としてこのような金額を得たなどと大きな金額を表示しているものもあり、読者の注意を惹くものではあったが、果たして現実的なものなのか・・・?

いかにインターネット上での新しいものとはいえ、一般的感覚からすればあまりに高額だろう。

後にそのことについてはユーザーからいろいろ情報を得ることとなったが、私自身は一般書籍と比べても、とてもそんな高額なものを売る気にはなれなかった。

実際のところは、もう少し体裁を整えて内容的にも多くの情報を出す形にして販売すればそこそこには売れたかも知れないと思う。

しかし、私の価値観からしてみると、それは確実に異常なものだった。そのマニュアルは私自身がECサイトとしてアフィリエイト展開を試してみたいという願望もあったため、パートナーへのコミッション(1,000円)も考慮して販売価格を3,000円に決めた。

また、内容的には私自身の経験を基にした情報を出し、ビギナーを対象にするわけだからメールでのサポートを付けた。

それは単に情報を読むだけでは理解出来ない部分が多いと考えたからであり、結果的にそれは多くの人からの支持を受けることとなった。

したがってサポートが主体という方針は今も変わることはない。そうしておかないとビギナーの人にとってはわからないことだらけなのである。

果たして、実際に販売を始めて気付いたことは、ユーザーの多くがすでにいくつかの情報商材を買い求め、さらにはサイト上でその商材についての宣伝を行っていることだった。

しかし、そのほとんどは極めて説得力のないものであり、それらの高額なノウハウ集やマニュアルがいかに理解されていないかを知ることとなった。

さらには、そのようなノウハウやマニュアルを買いながら、なぜ私の3,000円ごときのマニュアルを買い求めるのか!

多くは自分自身が努力することなく、簡単に儲かる情報を求める人がいかに多いかということだった。

そんな中から、サイト構成を一からやり直し、アフィリエイトリンクを適正に配するページを作るように指示して、ユーザーさん自身も頑張られたサイトからきちんと成果が出るようになった時は、ユーザーさん自身も喜ばれるが私自身もうれしかった。

それが今でも原点になっている。したがって安易に考えている人はどんどん去っていく。

しかし、きちんとサイト作りに取り組む人は確実に成果を出し、すでにアフィリエイトのみで言うなら私の収入を軽く超えて月額数十万に達するというユーザーさんも中には居られる。

アフィリエイトはきちんとした方向性とサイト運営に十分な時間を充てることが出来るなら確実に大きな収入を得ることが出来る。

しかし、そこには大きな努力も必要になる。アフィリエイトのカリスマ主婦として有名な小林さんも、サイト運営に1日十数時間を充てるという情報を読んだことがある。

実際にそれだけの時間をかける必要があるものなのだということを知った上で取り組むべきものであり、単に表面的にサイトを持つだけで月に何十万儲かるなどという安易な姿勢で成果が出るはずがない。

また、単にそんな情報を読んだだけで理解出来、サイト運営が出来る人は極めて少数としか言いようがない。

情報販売は儲かるとして、自身の経験がなければどこかの情報を探してそれをページ上から提供すればよいなどとしているものもあるようだが、実際に経験の無い人が出す情報がいかに説得力に乏しいものか・・・。

安易な情報を求める一団が、その中でぐるぐる回っているようなもので何の進展もそこにはない。

儲かるのは商材の販売元だけだ。

面白いことに、簡単、安易を求める人ほど高価な商材を買うという傾向があるようで、まさにいい餌食と言えるだろう。

なぜ情報販売をするのか?・・・それはまさに儲かるからだ(笑)

考えてみたらすぐにわかることである。私のようなマイナーな商材でも1,000をゆうに超える販売実績がある。

仮に1本3万円のものを1000本売ったらそれだけで3,000万円の売上になる。経費を差し引いても2,000万円は純利として残るだろう。

情報販売は、長けた者にとっては美味しい商売なのである。そして安易さを求める者が居る限り、それを狙って儲けようと企む者はなくならない。

しかし、金が儲かれば何をしても良いというようなモラル欠如は具合が悪いだろう。

アフィリエイトに限らず、ネットでのビジネスも簡単なものではない。情報商材を選ぶにしても、要するに世の中、簡単に儲かることなどないという当たり前のことを前提に、書店でいろいろ探してみるのと同じように検討すればわかるだろう。

実際に、高価であってもそれだけの価値がある情報商材もあるだろう。しかし、それは極めて少ないと思われる。

ちなみに私の商材をアフィリエイトで売って実績が出ているサイトは、その95%以上がユーザーさんであり、それもたかだか10〜20サイトに過ぎない。提携パートナーサイトはもはやいくつあるかわからない。

数千の提携リンクはあるだろう。最近は提携申請サイトの確認をするだけでもイヤになる。なぜならあまりにも簡単に儲かる情報のサイトが多すぎるからである。

そしてそのほとんどは、「極悪アフィリエイトを斬る」で斬られるようなサイトだ。

しょうもないサイトでも作るのには時間がかかる。そんな無駄な時間を使うならそれをきちんとしたサイト作りに充てると、数ヵ月後には確実に成果の出るサイトになるだろう




2005年11月08日

原点に戻るインターネット徒然


原点に戻るインターネット徒然



ここしばらくアフィリエイトについての記事ばかりという状態になってしまったが、私自身がアフィリエイトサイト運営に取り組み、同時にその関係の情報商材を提供するという立場からやむを得ないと思うが、本来はインターネット上でのさまざまなことについて記事を書き、ついでにそれに関連したアフィリエイトリンクを付けようと思っていた。

ここまで来てしまうと、相当に軌道修正をしないと具合が悪いが、徐々に切り替えたいと思っている。

と、言いながら今回もアフィリエイトに関連した記事になってしまうのであるが、何度も書いているように今やブログ最盛期とも思われ、同時にブログでのアフィリエイトもまさにブーム的な状況となっているわけだが、これはやがて沈静化するだろう。

ネット上でさかんに言われているように、あるいは雑誌や書籍で紹介されているようには簡単にはいかないと気付いた人は去っていくであろうからだ。

アフィリエイト広告を仲介するASPでも、今までは広告主に対してアピールするために登録サイト数の多さを競っていたかも知れないが、ここにきてアフィリエイト広告の掲載方法などについてのさまざまな問題も出てきたし、アフィリエイトがそれなりに販売力を持ち、ネット上でのいわゆるマーケティング手段として認知されることを裏付けるように、アフィリエイト経由での商取引上でのトラブルも発生しつつあるからだ。

アフィリエイトだけとは限らないが、特に、健康食品系のいわゆるサプリメントなどにあっては、薬事法とのからみもあって、何々に効くといった効用を前面に出すことは不可とされているにも関わらず、実際に服用経験もないのに、効いたとするような記事をブログから出し、アフィリエイトしていたというケースもあるようだ。

そこには1本あたり3,000円というような高額報酬が設定されており、その管理者は報酬目当てにでっちあげの記事を書いていたそうだ。

エンドユーザーはそのブログ記事を信用して購入したものの、効かないとしてクレームを付けたらしいが、この場合、エンドユーザーにまったく非がないかどうかはともかくとして、特に健康関連にあっては健康を損ねている、いわば弱者の立場にある人の弱みに付け込んで商品を勧めるという結果になったわけだろう。

しばらく前にアガリクスについての書籍がまったくのでたらめであったとして、関係者が摘発された報道があったが、これなどもアガリクスそのものの信用を失わせることになる重大なことといえる。

読者が一方的に信じたことが悪いと責めるわけにはいかない部分もあるだろう。

ネット上では、一般の法規制が立ち遅れているため、なんでもありのような部分もあるが、これはやがて法のみならず業界の自主規制などが出てきて当然になる。

そうなるまでに稼ぐだけ稼ごうなどとする輩もあるだろうが、そういったものは何もネット上だけのこととは限らない。

ここしばらくは過渡期ともいえるため、いろいろなことがあるだろうが、読者はそのコンテンツの信憑性に注意しながら、情報発信者側は発信者としてのマナーを持ちながらコンテンツを出すということに努めるというしかないだろう。

いわばモラルの問題になるわけだが、この点については実社会を見ても難しい問題がいくつもある。すべてが善意で成り立っていれば良いのだろうが、決してそういうわけにはいかない。

読者側、インターネットユーザー側はWebでの閲覧についてはそれなりの注意を払うと同時に、セキュリティについての知識も持っておくべきである。

また、うまい話にはウラがある。タダほどこわいものはないと昔から言い伝えられていることを忘れてはいけないということだろう。





2005年10月31日

トラックバックについて


トラックバックについて



ブログの大きな特徴として、トラックバックというものがある。

トラックバックというのは、誰かの記事を参考にして記事を書いたり、その記事内容を一部引用したり、あるいはその記事についてリンクを張ったりした場合に、その記事の作者に対して通知する意味を持つものと解釈している。

ところが・・・。私のところでも時々トラックバックをしてもらうことがあるが、トラックバック先の記事を見てみるとまったく私の記事についてのことは書かれてなく、単にトラックバックを付けているだけのものをよく見かける。

いわゆるトラックバックスパムのような、わけのわからんものは論外としても、ある記事に対してなんの関係もないトラックバックが付いていることがあるが、これらは単にその記事に寄生しているようなもので、その記事の読者からのアクセスを稼ごうという意図としか考えられない。

そんなアホなことはないだろう。厚かましいだけということになる。

トラックバックを付けられるのがイヤなら、トラックバックを禁止すればよかろうという意見もあるかも知れないが、きちんとマナーを持ったトラックバックを付けてくださるブログもある以上、またまともなやり取りが出来るブログオーナーさんのためにもそれは出来ない。

技術の進歩によって、ますます便利になることは良いことに違いないが、それを使うのは人間だ。

本来の意味を外したトラックバックは、一般サイトにおける意味の無い相互リンクを使う感覚と似たようなものだろう。

迷惑をすることが増えると、ブログサービス提供元だってなんらかの規制をせざるを得なくなる。結局困るのは自分達ということになる。





2005年10月25日

コメントについて


コメントについて



私の記事である「ネットでも簡単には儲からない」に対して、Jupiter氏から次のようなコメントをいただいた。

この記事は、MLMが悪いものである、と書いてある風にしか私には読み取れません。

でも、その理由は何でしょうか。MLM自体は完全に合法なもので、ねずみ講と同一視しておられるならとんでもない勘違いですが・・・。

確かに、どこの業界にも存在するように、MLMの業界にも、悪いことをする集団はあります。

でも、もし、管理人さんが、MLM全部を悪いものであるとお考えなら、正直、とんでもない間違えですが。

とにかく何かの勘違いが潜んでいると思われます。個人的な理由で、MLMの正当性を主張したいので、ぜひ、MLMが悪いというお考えの理由をすべてお教えくださいませ。


とうことであるが、たしかにそのように読み取れてもおかしくない文面ともいえる。

しかし、私はここでMLMそのものが悪いとしているわけではない。MLMというのは「マルチレベルマーケティング」と理解しているが、それはたしかにマーケティング手段の一つといえるだろう。

基本的には、ある商品を売るにあたってユーザーが良い商品であればそれを人に紹介し、紹介された人がまた良いと思った時に人に対して勧めるということの連鎖というものと解釈している。

そのこと自体になにも悪いことはない。誰でも自分が良いと思ったものを友人知人に勧めることはあり、それによって商品が売れるということにつながることもあるだろう。

ネット上においても掲示板などから爆発的にヒットする商品もある。

ある意味ではたしかにネットは巨大な口コミともいえるだろう。

私がここで書いたのは、ある商材を扱い、自分自身もその商材を勧めながら同時に販売ネットワークを形作るというのであればなんら問題ないと思うのだが、現実には自分の下に子、孫を作ることに専念するのみで、実際には商材そのものが動いていないのではないかと思われることが感じられるからである。

私自身がMLMそのものついて詳しい知識も持たずに記事を書いたことについては落ち度はあるかも知れないが、いわゆるネットビジネス系においてはそのようなことが見受けられるからである。

たとえば、貧乏生活をして多額の借金をかかえていたにもかかわらず、このビジネスに出会ってからは巨額の収入を簡単に得ることができるようになった。あなたもどうぞなどとしているサイトなどを一よく見かけたが、そのビジネスについてなんたるかの説明はどこにも記載されていない。

またたいして売れるように思えない商材について、ネットでの活動については本部が用意するページがあるので、あなたはそれを宣伝するだけなどとし、さらにこの参加者を集めると簡単に多くの収入を得ることができますなどというサイトも見かけた。

これらの多くは不労所得や権利収入といったものをウリにしており、そこには楽をして稼ごうという発想しか見えてこないものだ

たしかにMLMでも一生懸命活動されている人もあるのだろう。

しかし、多くはそのような発想であり、また同時にそこから多くの収入を得る人は少ない。

これは私の勝手な推測ではなく、私のユーザー様の中からでも聞いたことであり、それは考え方としてどこか間違っているだろうという私の見解なのである。

これはなにもMLMだけではなく、アフィリエイトにおいても2ティアや3ティアといったものにも通じると思う。

だからといって2ティア、3ティアの考え方が悪いといものではない。それはそれで良いだろう。一般でいうところの紹介制度と同じようなものだ。

しかし、自分自身が実績も出せていないのに、その紹介をしたところで説得力に欠けるだろう。

そして多くはいい加減な情報を出したりすることにつながることが多いと思われる。

かつて私は一度アムウェイの勧誘の話を聞いたことがある。その人の説明は、やはり子をいかに作るか、そのことによって権利収入が増加するかに終始し、アムウェイの商品自体を勧めるという部分は極めて少なかった。

紹介を利用することについて否定するものではない。人間社会において紹介というものはたしかに有効に機能するものに違いない。

しかし、私は自らの経験と実績をもって他人に勧めてこそ説得力が出るものというスタンスなので先のような記事になったということである。


アフィリエイト・アシスタンス…誰にでも出来るアフィリエイトサイト運営
http://55takeoff.com/affliate_support_tools/



2005年09月23日

笑止千万!出会い系サイトの勧誘


笑止千万!出会い系サイトの勧誘


今日はちょっと趣を変えて・・・(笑)

自分のメールアドレスがネット上に出回り、スパムメールに悩まされている人は多いことだろう。

筆者のところにも頻繁にスパムメールが来るが、最近特に多いのが逆援助などのメールである。

実際にあるはずのないような内容のメールであるが、これだけ多くのスパムが来るということは、スパムを送る側にとってはなんらかの儲けに繋がることが多いからであろう。

そんなメールにひっかかる人があるということだろうが、それらのメールにあるリンク先は全部が出会い系サイトになっている。


筆者は、ちょっとしたアダルト情報系のサイトに関与していることから、その中に大人の出会い系という情報を出すためにいくつかの出会い系サイトとの提携によって広告を掲載している。

正直なところ、出会い系サイトについてなど何の関心もないが、広告掲載にあたって、ある無料系のサイトに登録をしてみた。

そもそも出会い系サイトなど利用するつもりも必要もないので、アホらしくて有料サイトになど登録出来ない。

しかも、登録用のプロフィールの項には50代のおっさんで、バブル崩壊後、貧乏をしているのでたいした付き合いは出来ない。ただ年をくっている分、メンタル面でなにかの相談などには乗れるかも知れないなどとしておいた。

普通ならそんなプロフィールを見て女の子からメールが来る確率など99.999%以上ないだろう。

ところが、最近1通のメールが来ているとの連絡があった。


うまく書かれた文面である。おまけに出会い系サイトではサーバーが重いので直メアドを教えるとある。

さて、どんなもんなのか一応無難な返信をしてみる。もちろんこちらもフリーメールである。

早速返信がある。それも無難な内容になっている。簡単に自分が勤めている状況などが書かれてあったので、同じように無難に返信をしてみる。ちょっとした質問も書いてみた。

その夜に届いたメールでは、筆者が書いた質問などには関係なく一方的に自分勝手な内容になっている上に、ご親切に写メールの写真が添付されていた。

どこのサイトにも転がっているような女の子の顔写真だ(笑)

これはすでにサクラどころではなく、業者そのもののメールと確信して、放置したところ、翌朝には、一度会いたいなどという内容に変わった。ついては仕事の都合からも当方に合わせることが出来るだろうなどとしている。

その夜は無難な内容のメールが来て、その後翌日はまったくなにも来なかった。

次の日の夕方、いきなり今夜会えるかなあ・・・?などという内容に変わる(笑)

その夜、今度は携帯のアドレスを教えると来た。さらにプレゼントを用意してあるので、こちらを見て欲しいとURLが(笑)

ご丁寧に携帯につなげるにはURLにアクセスしてからとある。

URLの先は、某出会い系サイトである。どこでもあるように登録は無料(もっともだろう、そう書かないと誰も登録しない)、料金については前払いとあるが、料金説明など書かれていない。もちろんサイト運営者の明記もない。

こんなところに登録する者はいないと思われるが、それまでの相手からのメールを読んで騙されることもあるのだろう。

もし、こんなメールを受け取って、まともに考える人がいたら大きな間違いである。

あなたが返したメールなど絶対に読まれていない。また相手の女の子と会えることなど絶対にないだろう。

相手はステップメールかなにかで、自動的に勝手にシナリオに合わせたメールを送信しているだけである。

第一、最初に送りつけてきたメールからして、直メアドを教えるとか、次に顔写真などを送る女がおるか!

スパムメールのみならず、無料系サイトや、メル友募集のサイト、掲示板などからネタを拾ってこんなメールを送るようなことをしなければならないということは、出会い系サイトもけっこう集客に困っているのだろう。

まあ、慣れない人はこんなメールに騙されることがないように注意されたい。


さて、後日談。

放置後、1週間ほどしたらまたメールが来ていた。

内容は似たようなもので直ぐにでも会いたいが、とりあえず連絡をとして、今度は別のURLになっていた(笑)

ご苦労なことである。


2005年08月29日

ネットでも簡単には儲からない


ネットでも簡単には儲からない



ネット上には、Webサイトや、メルマガ、ブログを通じて簡単に儲かるような情報があふれかえっている。

MLM(マルチレベルマーケティング)については、さすがにその仕組みに気付いた人が増えたことから下火になったように思えるが、現在はアフィリエイト関連の情報ともいえるだろう。

アフィリエイトでも、Webサイト(ホームページ)を作ることが出来ない人でも、運営本部なりでページを用意するので、簡単に始めることが出来、あなたはそのページを宣伝するだけなどとして、いとも簡単に収入を得られるような雰囲気を持たせているところもある。

その多くは、入会金や会費を徴収することになっており、さらに会員を勧誘すると、それに対してコミッションを出すなどとしているところもある。

しかしアフィリエイトについては自分自身でページを作り、その中に適したアフィリエイト広告を入れ込むというのが基本の形である。たしかに自分でページ作りが出来ない人にとっても参加できるという意味では便利かもしれないが、

問題はそういったものに参加する人の多くが、ラクをして儲けたいという考えを持った人であろうということである。

たしかに誰でもラクをしたいという気持ちはある。

が、先のようなところには、自分で努力して商品を売るサイト運営活動をするより、安易に稼ぎたいと思う人を集めてそこからの収入をアテにするという傾向が多いように見受けられる。

しかし、それは結果として、参加者の多くが成果を得ることなく入会金や会費などの支払いのみで終わってしまうことが多いだろう。

結局、そういったシステムを考案した者や先行した者だけが儲かるという構図である。システムを供給する側は、たとえば入会金が3万円とすれば1,000人の参加者を集めると3,000万円の収入になる。

経費を差し引いても、たしかにそれは儲かるだろう。

だが、参加者は儲からない。またそれはいつまでも続かない。


世の中には簡単に儲かる話などない、うまい話はないと多くの人が常識的に思っているにも関わらず、なぜかネットでは通用するかも・・・と思ってしまう傾向もあるのだろう。

ネットでは儲かるかも知れないと考えてしまうところが不思議だが、そんなうまい話があるはずがない。

しかし、リアル社会でもだまされる人があるように、人は儲け話についてだまされやすいものということもある。

実社会でカネを稼ぐことの厳しさを知る人は多い。他人に雇われて、これだけ働いてもこれだけの収入かと実感する人は多いだろう。

しかし現実はその通りだ。

ネットでは人に雇われることなく、自分で稼ぐことが出来ることは事実だが、稼ぐ人はそれだけアイデアを考え、より努力をしていることに違いない。

つまりは簡単に儲かることなどないと、当たり前のことを認識することで、いろいろ学びながらコツコツと地道にサイト運営をしていくことが結果的には収入に繋がることになるだろう。





2005年08月16日

インターネットの光と影


インターネットの光と影


インターネットの普及によって、ネット通販をはじめとして様々な便利なサービスの提供を受けることが出来るようになった。

しかし、同時にネット社会はある意味でなんでもありの世界でもあり、良いことばかりとは限らない。

8月15日の毎日新聞夕刊によると、

 サイトをクリックしただけの利用者に登録料を請求する「ワンクリ詐欺」で、悪質なソフトウエアをパソコンに忍び込ませ、メールアドレスを盗んだり、請求メッセージを画面に頻繁に出現させて支払いの圧力を強める新しい手口が6月下旬ごろから横行していることが分かった。ソフトは「ワンクリウエア」と呼ばれ、ネット掲示板でも被害報告が急増している。

 アダルトサイトなどで何気なく画像をクリックすると悪質なソフトがダウンロードされる。ソフトを保存、実行してしまうと、パソコンの画面に「入会ありがとうございます」との文面が表示され、振込先などが記された請求書が出現する。

 ソフトは複数種あり、あるソフトは、利用者のメールアドレスを抜き出してサイト業者に勝手に送信し、業者はそのアドレスに請求メールを送りつける。

<中略>

 これら悪質ソフト(プログラム)は、正体を偽って敵方に侵入したギリシャ神話の逸話になぞらえ、「トロイの木馬」と総称される。利用者に気づかれずにスパイ行為をすることから「スパイウエア」とも呼ばれ、ネット銀行の口座のIDやパスワードがスパイウエアに盗み出され、預金を不正に引き出されるケースなどが表面化している。


と報じているが、いわゆるワンクリ詐欺が収まったと思ったら次はこのようなものと、まさに次々と出現してくる。

ここではトロイの木馬とスパイウェアが一緒くたのように書かれているが、トロイの木馬にあっては、リモート操作が出来るものなどがあり、極めて危険といえる。

PCユーザーの中には、このようなことからセキュリティについての情報が多く出されているにも関わらず、いまだにセキュリティソフトを導入していないユーザーが多いようである。

また、ウイルスの多くはWindowsのOSやIEの欠陥につけこんで動くものが多く、マイクロソフトではしょっちゅう修正のアップデートを出している。

このWindowsアップデートなどもやったことがないというユーザーもまた多いというのが実情だ。

こうなると、「なんでもしてちょうだい」と言って悪党どものところにのこのこ出かけていくのと同じようなもので人が良すぎるにもほどがあるというものだろう。

私などはWebサイトを持って、そこで訪問者からの問い合わせ用にメールアドレスへのリンクを付けていたことから、メールアドレス収集ソフトで回収をされ、スパムメールがやったらと届くようになってしまった。

これもまた迂闊といえば迂闊だったが、一旦出回ったメールアドレスは再利用再利用の繰り返しで、アドレスが生きている以上、スパムが来なくなることはない。

敵はしょっちゅう送信アドレスを変えるわけなので、手を打ってもまさにいたちごっこになってしまう。

最近のスパムで多いのは、逆援助交際などをうたったもので、その多くは悪質出会い系サイトへ飛ばされるか、もしくはわけのわからない業者の登録申し込みページに飛ばされるようになっている。

メールの件名なども、よくあるような件名で本文もひっかかりやすい文面のものがあってり、いかにも間違いメールのような形にしておいて返信を待つというものもある。

こんなのに返信をすると、そのアドレスが生きているということになって、またもやスパムに悩まされることになるのは目に見えている。

なぜ、この手のメールが多いかというと、それはひっかかる者が居るからだろう。

しかし、よく考えてみなくても逆援助交際などがそうごろごろ転がっているはずがない。それなのに、ついメールをみてクリックするというのはクリックするほうが明らかにおかしい。

そんなのでひっかかったとしても自業自得みたいなものであるが、そこからウイルスを食らって、さらに自分がウイルスを撒き散らすなどということになれば他人にも大きな迷惑をかけることになる。

そんな虫のいい話が転がっているはずはないと認識することと、やはりセキュリティソフトの導入、さらには最低限度のセキュリティ知識は必要となるだろう。

セキュリティソフトについては、無料でも優れたものが多くある。



には、そのような情報をまとめてある。

また、少し古いページになるが、基本的な最低限度のセキュリティ設定などを書いたページは



にある。

少なくとも、最低限度の装備をしておかないとネット社会では危ないということを、特に初心者のユーザーは再認識する必要があるだろう。




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