ネットでも簡単には儲からない
ネット上には、Webサイトや、メルマガ、ブログを通じて簡単に儲かるような情報があふれかえっている。
MLM(マルチレベルマーケティング)については、さすがにその仕組みに気付いた人が増えたことから下火になったように思えるが、現在はアフィリエイト関連の情報ともいえるだろう。
アフィリエイトでも、Webサイト(ホームページ)を作ることが出来ない人でも、運営本部なりでページを用意するので、簡単に始めることが出来、あなたはそのページを宣伝するだけなどとして、いとも簡単に収入を得られるような雰囲気を持たせているところもある。
その多くは、入会金や会費を徴収することになっており、さらに会員を勧誘すると、それに対してコミッションを出すなどとしているところもある。
しかしアフィリエイトについては自分自身でページを作り、その中に適したアフィリエイト広告を入れ込むというのが基本の形である。たしかに自分でページ作りが出来ない人にとっても参加できるという意味では便利かもしれないが、
問題はそういったものに参加する人の多くが、ラクをして儲けたいという考えを持った人であろうということである。
たしかに誰でもラクをしたいという気持ちはある。
が、先のようなところには、自分で努力して商品を売るサイト運営活動をするより、安易に稼ぎたいと思う人を集めてそこからの収入をアテにするという傾向が多いように見受けられる。
しかし、それは結果として、参加者の多くが成果を得ることなく入会金や会費などの支払いのみで終わってしまうことが多いだろう。
結局、そういったシステムを考案した者や先行した者だけが儲かるという構図である。システムを供給する側は、たとえば入会金が3万円とすれば1,000人の参加者を集めると3,000万円の収入になる。
経費を差し引いても、たしかにそれは儲かるだろう。
だが、参加者は儲からない。またそれはいつまでも続かない。
世の中には簡単に儲かる話などない、うまい話はないと多くの人が常識的に思っているにも関わらず、なぜかネットでは通用するかも・・・と思ってしまう傾向もあるのだろう。
ネットでは儲かるかも知れないと考えてしまうところが不思議だが、そんなうまい話があるはずがない。
しかし、リアル社会でもだまされる人があるように、人は儲け話についてだまされやすいものということもある。
実社会でカネを稼ぐことの厳しさを知る人は多い。他人に雇われて、これだけ働いてもこれだけの収入かと実感する人は多いだろう。
しかし現実はその通りだ。
ネットでは人に雇われることなく、自分で稼ぐことが出来ることは事実だが、稼ぐ人はそれだけアイデアを考え、より努力をしていることに違いない。
つまりは簡単に儲かることなどないと、当たり前のことを認識することで、いろいろ学びながらコツコツと地道にサイト運営をしていくことが結果的には収入に繋がることになるだろう。
ZEUSです。
この記事に関連する実例記事を書かせて頂きました。
また、当ブログでのコメント、ありがとうございました。
この記事は、MLMが悪いものである、と書いてある風にしか私には読み取れません。
でも、その理由は何でしょうか。MLM自体は完全に合法なもので、ねずみ講と同一視しておられるならとんでもない勘違いですが・・・。
確かに、どこの業界にも存在するように、MLMの業界にも、悪いことをする集団はあります。
でも、もし、管理人さんが、MLM全部を悪いものであるとお考えなら、正直、とんでもない間違えですが。
とにかく何かの勘違いが潜んでいると思われます。個人的な理由で、MLMの正当性を主張したいので、ぜひ、MLMが悪いというお考えの理由をすべてお教えくださいませ。