いよいよ始まったiTMS(iチューンズ・ミュージックストア)サービス その1
2005年8月4日にアップルがいよいよ日本でのiTMSのサービスを開始。
アップルのデジタルオーディオプレーヤーであるiPodシリーズは日本でも大人気となったが、やはりiTMSが使えなければその魅力は半減すると思っていたので、様子を見ていたがいよいよ開始とのことなので早速iTMSを試してみた。
その詳細は、http://www.jttk.zaq.ne.jp/baaoi603/digital_audio/itms_guide.htmlに書いたが、良く出来ているという印象である。
まず全曲が30秒間試聴出来るという部分が大きなポイントだろう。iTMS開始以前にあったMSNやExciteなどのミュージックダウンロードでは一部の曲しか試聴できないということもあって、残念に思っていたが、すべての曲が試聴出来るというのは本当に便利だ。
もっともなかにはイントロだけで終わってしまうという曲もあったが、そんなのは少数だろう。一度聞いてしまうと気に入った曲や懐かしい曲などはつい購入しようかという気になってしまうのでこれはやはり大きなポイントと言えるだろう。
そして、日本では1曲150円という価格設定もいままでの他の音楽配信サービスから比べると安く、やはり200円台と150円という違いは大きいと思われる。
iTMSのサービス開始を受けて、各配信サイトも一斉に値下げを行ったが、それならもっと前かrら安い価格帯でも提供出来ただろうと思うのは私だけではないはずだ。
もっとも、価格的な問題だけかどうかはわからないが、報道によると2005年の上半期でPCによるダウンロードされた曲は200万曲あまりだったということである。
iTMSはサービス開始後4日間で100万曲のダウンロードがあったとしているので、その威力はすごいものと思う。
ただ、iTMSもSEMなどのレコード会社との調整がうまくいかず日本の曲については配信数が少なく圧倒的洋楽のダウンロードが多かったとしているが、それはやむを得ないだろう。
私はジャズが好きなので、ちょっと見てみたら思わぬ曲を見つけたりしてうれしくなったりしてしまった。
おそらくiTMSをはじめて経験した人の多くはそう感じるのではないか?と思ってしまう。 たしかにアメリカをはじめとして多くの国で支持されたというのはわかる気がする。
わずかな金額で好きな曲だけを買うことが出来るというのは、まさにニーズにマッチしていると思う。
音質的には、音楽圧縮の技術も発達しているので携帯プレーヤーやPCで聴く分にはまったく問題がない。
実は私はiPodのユーザーではないのだが、思わずiPodを買おうかと思わせられるような仕組みになっている。
やはりiPodとは簡単に転送が出来るようになっているし便利さを感じる。 現状では私もまだよく理解出来ていないが、他の携帯型プレーヤーには、どうやらMP3CDかなにかに落として移すということのようだ。
通常の音楽CDを作成することも出来るが、AACから音楽CDにするので通常の音楽CDに比べると音質の劣化があるのは仕方ないだろう。
そこからさらに別の圧縮音楽形式に変換すると、さらに音質の劣化が生じるが、ためしにWMAに変換してみたところ、携帯音楽プレーヤーで聴く分にはストレスはなく十分に実用に耐えると思った。
アップルにしろ、SONYにしろ自社製品を売るためにといえば仕方がないのであろうが、もう少し門戸を広げてくれるといいがなあと思ったりもするが、それは無理というものだろう。
さらには圧縮も出来れば可逆圧縮にしてもらえるとありがたいと思うが、それは今度はCD業界のほうが黙っていないであろうから、これも無理な話だろう。
しかし、このiTMSはたしかに新たな音楽やデジタルコンテンツの楽しみを身近にしてくれるものと思う。
シニア世代の人などにとっては、オーディオブックという落語や、NHKラジオ深夜便などのデジタルコンテンツは面白いと思う。

