きちんとしたサイトを作ればラクになる
ずいぶん久しぶりに記事を書くことになったが、ここ3ヶ月ばかり本業の関係で新たな仕事を引き受けたこともあって、アフィリエイトサイトの運営すら満足に出来る状態にはなかった。
すでに引き受けているユーザー様向け有料サポートについてはサボるわけにいかないので、時間が出来ると主にそちらに時間を充てるという形でアフィリエイトとしてはなかなか厳しい状況にあったといえる。
しかし、偶然とはいえ自分自身がそんな状況下に置かれたことと、これも偶然だがサポートユーザー様の中で家庭内でのご不幸があって、それまで順調に進めてきたサイト運営を一時休止しなければならない状況に置かれたというケースに遭遇したが、そのいずれもが従来通りのサイト運営が出来ないにも関わらず成果的にダウンすることなく過ぎることが出来たという新たな再発見があった。
これは筆者自身にとってもサイト、ページ作りをきちんとしておけば少々のことがあってもしばらくは大きな影響を受けることはないという確信を得ることが出来た。
ほぼ放置状態をいつまでも続けることは出来ないが、突発的なことが発生したとしてもサイトがきちんと出来ていれば2〜3ヶ月程度は持つだろう。要はそういったサイトを作ることが重要なことになる。
前回の記事では、楽して稼げるわけがない!というe-bookを出したとしていたが、今回は先のような経験を踏まえて新たにアフィリエイト・プログラム 効率的サイト運営法というe-bookを出した。
前回はアフィリエイトサイト運営に取り組むにあたっての前段階で基本的にラクをして稼ごうなどという甘い考えではとてもやっていけないというメンタルな面での記載に終始したが、今回はアフィリエイトサイトを運営する上でいかに効率的なサイト運営をするかについて具体的な例を挙げて解説してたものとなっている。
前回も書いたが、相変わらずWeb上においては、簡単に儲かる!短期間に大きな稼ぎになる方法を教えますなどという情報が溢れているが、実際にその恩恵に蒙る人が一体どの程度あるのか? 懲りもせずに次々とそのような商材を購入するケースで成功を収めたという話は聞いたことがない。
そこが商材を販売する側にとってのメリットで、安易に儲けたいと思う人が居る限りメルマガやサイトなどでちょっとうまいことを書けばそこそこに売れるのだろう。
筆者自身も情報商材といわれるものを売る立場にあるので、その気持ちはよくわかる。
筆者自身も3年前に自身の経験を基にして情報商材の販売を開始したが、はっきり言って予想外に売れた。もっとも最初は3,000円という価格だったのでたいした金額ではないが、その当時からすでに安易に稼ごう、ラクをして儲けようと考える人が極めて多いことに気付いた。
しかし、中には本当に頑張ろうという少数派の人も居て、筆者としては実際のところそのようなユーザーさんとのサポートを通じた交流の中で筆者自身も成長出来たこともあり、出来るだけ現実にそくした情報を出そうとしてきた。
しかし、そのような義理ももう果たせただろう。したがって今回の商材がおそらく最後になるものと思う。
今後は知り合うことが出来たまっとうなサイトオーナーの人たちとのネットワークの中でアフィリエイトに取り組めば良いわけで、無用なストレスを感じることもないだろう。
そんなこともあって、今回は2000年にアフィリエイトサイトを開始してから6年間のわが国のアフィリエイトシーンの簡単な経緯と、自身が実践、経験した中から安定したサイト運営のために不可欠なページ作りについての情報を掲載した。
アフィリエイトで本当に稼いでいる人はわざわざ表に出てくることはないだろう。また、その稼いでいる手法を公開する必要も義理もないだろう。
筆者の場合は、先に述べたようにユーザーさんに情報を提供することによって、ある意味では一部のユーザーさんと共にここまで来れたという部分もある。
したがってある程度の期間は情報提供をしなければならないという面があったが、もうぼちぼち潮時としても良いだろう。
そんなわけで書いた今回のe-bookは、それなりに充実した内容になったものと思っている。