パクリの無駄さと頭の柔軟さ
この前、電脳卸でのWebページコンテストの件について書いたが、電脳卸での発表のあと、同ページには猛烈なアクセスが続いた。そしてやっぱりまたかという感じで、同ページのソースを見て同じページを作ろうという者がいることがわかった。
Webページを勉強する者が他のページのソースを見て研究、勉強をすることについてはなんらの問題はない。しかし、他人が作ったページをそのまま使って自分のページとしてアップロードするというのは明らかに著作権に違反する行為である。
が、当然彼らにとってはそんな意識はまったくない。売れているページ、良く出来たページなどはそのままパクればいいという考えに立つ。
しかし、往々にして抜けているもので人が埋め込んでいるアクセス解析タグまで持っていって、アップロードをしたりする(笑)
あんなページを持っていってどうするという気もあるのだが、とにかく人のページをソースごともっていく輩が多いことは事実だ。
私は、以前、自分のWebページで成果の出たページのソースをそのままテンプレート化して販売したことがあった。ある意味ではパクられるなら売ってやろうという発想もあったことは事実だ。
また、単に側(デザイン、レイアウト)だけのテンプレートなどとは異なり、実際に成果を出しているページであるだけに、そのテンプレートはそこらのテンプレートとは違うという自負もあった。
実際にカネを払って買っても、その分ぐらいは十分に取り返せるだろうという部分があり、多くのユーザーでは事実その通りになった。
しかし、私の真意は、そのページを使うのは自由だが、そこから勉強をして購入者が自分なりのオリジナルページを作ってもらうことにあった。
だが、残念ながらアフィリエイトサイトで成功しない多くのサイトがあるように、そのようにされたユーザーは少なかった。やはりそのままコピーをしたページをアップし、その後は更新もなにもしないというケースが目立った。
それではあかんわな(笑) 一時的になにがしかの成果が出たとしても、それはしょせん他人が作ったものを利用しただけで、自分自身の力にはなっていないからや。
もっとひどいのは、私のところで扱っている商材が、実際に稼動しているページソースを利用出来ると聞いて、そのテンプレートではない商材を買ったうえ、私の商材を売っているサイトのロゴ画像から何から一切を持っていった奴がいた(笑)
さすがに一体何を考えているのだ?!という感じやね。問いただしてみると、なんでも好きに使えると聞いたので使ってみたが、そんなことなら最初にページ上から説明すべきだろうと逆ギレという有様で、さすがにこれには笑ってしまった。
悪いが、これは表現上申し訳ないが「バカの極め」としか言いようがないだろう。
しかし、こういった常識のかけらもないようなアホが現実には存在する。
残念ながら、そんな奴は絶対に成果も出せないし、成功もしない。
Webサイトの初心者にあっては、どのようなページが成果を出せるのだろう?という迷いがあるはずだ。また一から完全にオリジナルのページを作るといってもどうすればわからないということは誰でも経験することである。
そこを学習するのがまず最初なのだが、すっ飛ばしていきなりページ作りにかかろうとする。それは無茶というものだ。
そこで、たとえば私でもユーザーさんに対して出来るだけ参考になるようなページの情報などを出すようにしている。
先日、アダルトサイトを運営しませんか?というページの情報を出したが、あれは実はそのページが収まっているミニサイトのソースを全部テンプレート化して、リンクコード部分を差し替えるとまったく同じサイトが出来上がるようになったものをユーザー専用で販売したものだ。
つまりサイトタイトルを変更すれば直ちにサイトの出来上がりというもので、さらには、ユーザー同士でコンテンツを共有してサイトを大きくしていこうというプロジェクトでもある。
価格は、5,000円だが、あの中にある J-Passportアフィリエイトプログラム というところにアフィリエイト登録をすると、今なら3,000円が報酬として自動的に入るようになっている。つまりわずか2,000円の金額でサイトのテンプレートが手に入り、さらにそこから今後の展開が出来るというわけだ。
さらに、あのページのように、DTIやJパスポートなどへの紹介をして、ページを経由して誰かが登録をされたら、そこからの二次収入も発生する可能性があることを視野に入れてある。
問題はジャンルが「アダルトコンテンツ」ということで二の足を踏む人が多いということだが、アダルトコンテンツだって立派なアフィリエイトジャンルであって、ネットで見かける下品なアダルトサイトを念頭に浮かべるからおかしくなる。
私は以前にも書いたと思うが、「日活(にっかつ)ロマンポルノ作品ガイド」というサイトも運営している。そしてそれをユーザーさんにも堂々と公開している。
なにも恥ずかしいことではない。アダルト=性=いやらしいとするのは短絡過ぎる。誰だって性に関しては関心があり、そのおかげで自分が今存在していることも間違いなかろう。
アダルトコンテンツだって、切り口を変えればいくらでも展開が可能になる。
そして、概ねアダルトコンテンツのアフィリエイトは報酬金額が大きい。アフィリエイトにとって悪い話ではない。
要は柔軟な頭を持つことだろう。いくらでも稼げる道はある。
おっと、ただし、このプロジェクトはユーザーさん専用のため、一般の募集はしていない。