2005年09月30日

アフィリエイトはこれからが本番


アフィリエイトはこれからが本番



ちょっと間隔が空いてしまったが、この間、新e-bookの作成と、ユーザー様向けに販売スタートとけっこう忙しい時間を過ごすことになってしまった。

ここでも書いている通り、今後、サイトの質はますます問われることとなり、アフィリエイトサイトは淘汰の時期を迎えることは間違いないだろう。

実際のところはすでに始まっているわけだが、より厳しい淘汰にさらされることになるわけで、その中をアフィリエイトサイトとして進めるにはそれなりの準備が必要になる。

そんなことを踏まえて、実戦的な実地セミナーを考え、ユーザー様に打診したものの、なんせユーザー様は全国にわたっておられるわけで実際の開催については断念せざるを得なかった。

もっともワンデーセミナーなどをやっても、実際に理解をしてもらうには厳しい部分もあるため、かえって今回のようなe-bookとWeb上からの補足説明を行うほうが良いかも知れない。

私のところでは、従来からマニュアル類についてユーザー用通信(メルマガ)と無料サポートを付けているが、今回はより早く情報を伝えるためにということと、ブログを使うことによってユーザー様同士のコミュニケーションも図れるのではないか?というところから出発したものである。

テキスト的なe-bookを購入いただいて、その内容についてユーザー専用のブログから補足説明と解説をおこない、さらに関連情報などをリアルタイムで出していこうということで、あたかも実地セミナーと同じような効果を得られるのではないかと考えている。

実際にスタートした限りでは、概ね考えていたことが実行できそうである。

アフィリエイトサイト運営にあっては、基本的にやはりサイトをいかに充実させるかが重要であり、そこにはページ作り、そしてアフィリエイトリンクをいかに効果的に使うかを学ぶ必要がある。

特にブログによるアフィリエイトブームなどで安易なサイトが急増し、場合によってはアフィリエイト・プログラム自体の信用を損ねるような展開になることは、アフィリエイトサイトはもちろんECサイトにとっても困ったことになる。

新e-bookは、近いうちに独自アフィリエイトシステムで展開しようと考え、準備中というところであり、当面は私のユーザー様専用となっているが、実は現行のマニュアルの一つである「決定版!60日で出来るWebページ作成講座」を購入することによって、一般発売までの間、無償でその提供を受けられるというキャンペーンを実施している。

新e-bookは、一般発売時には7,800円での販売を予定しているが、現ユーザー様には4,800円で提供している。

「決定版!60日で出来るWebページ作成講座」は、販売価格5,000円なので、5,000円のマニュアルを買うことによって、4,800円の新e-bookが付いてくるという大変お得なものである。

ただし、アフィリエイトサイト運営を安易に考えて取り組もうという考えの方には絶対に向かない。

しかし、真剣に取り組もうとしているが、その方法がわからないという人にとっては、極めて役に立つものと確信している。

関心を持たれた方は、




2005年09月23日

笑止千万!出会い系サイトの勧誘


笑止千万!出会い系サイトの勧誘


今日はちょっと趣を変えて・・・(笑)

自分のメールアドレスがネット上に出回り、スパムメールに悩まされている人は多いことだろう。

筆者のところにも頻繁にスパムメールが来るが、最近特に多いのが逆援助などのメールである。

実際にあるはずのないような内容のメールであるが、これだけ多くのスパムが来るということは、スパムを送る側にとってはなんらかの儲けに繋がることが多いからであろう。

そんなメールにひっかかる人があるということだろうが、それらのメールにあるリンク先は全部が出会い系サイトになっている。


筆者は、ちょっとしたアダルト情報系のサイトに関与していることから、その中に大人の出会い系という情報を出すためにいくつかの出会い系サイトとの提携によって広告を掲載している。

正直なところ、出会い系サイトについてなど何の関心もないが、広告掲載にあたって、ある無料系のサイトに登録をしてみた。

そもそも出会い系サイトなど利用するつもりも必要もないので、アホらしくて有料サイトになど登録出来ない。

しかも、登録用のプロフィールの項には50代のおっさんで、バブル崩壊後、貧乏をしているのでたいした付き合いは出来ない。ただ年をくっている分、メンタル面でなにかの相談などには乗れるかも知れないなどとしておいた。

普通ならそんなプロフィールを見て女の子からメールが来る確率など99.999%以上ないだろう。

ところが、最近1通のメールが来ているとの連絡があった。


うまく書かれた文面である。おまけに出会い系サイトではサーバーが重いので直メアドを教えるとある。

さて、どんなもんなのか一応無難な返信をしてみる。もちろんこちらもフリーメールである。

早速返信がある。それも無難な内容になっている。簡単に自分が勤めている状況などが書かれてあったので、同じように無難に返信をしてみる。ちょっとした質問も書いてみた。

その夜に届いたメールでは、筆者が書いた質問などには関係なく一方的に自分勝手な内容になっている上に、ご親切に写メールの写真が添付されていた。

どこのサイトにも転がっているような女の子の顔写真だ(笑)

これはすでにサクラどころではなく、業者そのもののメールと確信して、放置したところ、翌朝には、一度会いたいなどという内容に変わった。ついては仕事の都合からも当方に合わせることが出来るだろうなどとしている。

その夜は無難な内容のメールが来て、その後翌日はまったくなにも来なかった。

次の日の夕方、いきなり今夜会えるかなあ・・・?などという内容に変わる(笑)

その夜、今度は携帯のアドレスを教えると来た。さらにプレゼントを用意してあるので、こちらを見て欲しいとURLが(笑)

ご丁寧に携帯につなげるにはURLにアクセスしてからとある。

URLの先は、某出会い系サイトである。どこでもあるように登録は無料(もっともだろう、そう書かないと誰も登録しない)、料金については前払いとあるが、料金説明など書かれていない。もちろんサイト運営者の明記もない。

こんなところに登録する者はいないと思われるが、それまでの相手からのメールを読んで騙されることもあるのだろう。

もし、こんなメールを受け取って、まともに考える人がいたら大きな間違いである。

あなたが返したメールなど絶対に読まれていない。また相手の女の子と会えることなど絶対にないだろう。

相手はステップメールかなにかで、自動的に勝手にシナリオに合わせたメールを送信しているだけである。

第一、最初に送りつけてきたメールからして、直メアドを教えるとか、次に顔写真などを送る女がおるか!

スパムメールのみならず、無料系サイトや、メル友募集のサイト、掲示板などからネタを拾ってこんなメールを送るようなことをしなければならないということは、出会い系サイトもけっこう集客に困っているのだろう。

まあ、慣れない人はこんなメールに騙されることがないように注意されたい。


さて、後日談。

放置後、1週間ほどしたらまたメールが来ていた。

内容は似たようなもので直ぐにでも会いたいが、とりあえず連絡をとして、今度は別のURLになっていた(笑)

ご苦労なことである。


2005年09月18日

ますます問われるサイトの質


ますます問われるサイトの質



SEOの世界のみならず、アフィリエイトサイトでもYahoo検索が10月から現在のベータ版をメインに変更するとのことで、この話題で持ちきりのようだ。

Yahoo検索のベータ版は、いろいろなテストを重ねているようで現在の検索結果と大きく変わるケースもまま見受けられる。

検索エンジンとSEOは過去にさまざまな展開があり、Googleダンスと称される現象などでネット上でもけっこう盛り上がったことがあると聞いている。

いわゆる検索スパムなどの登場によって、検索エンジン側としてはユーザーに対してまともな検索結果を提供出来なくなれば、サービス提供企業としての大問題になるわけであるから当然のことだろう。

ユーザーにしてみれば、自分が探したい情報を求めて検索キーワードを打ち込んでも、上位にわけのわからないサイトや広告だらけのサイトが出てくると鬱陶しいだけになる。

そんなことから、GoolgeでもYahooでもそれなりに対策を講じてきた。その結果、中身のないつまらないサイトは大きく順位を下げ、あるいは消え、少しずつではあるものの正常化に進んでいるものと思う。

考えてみれば、かつてはそれぞれのサイト運営者がきちんとしたコンテンツを持つサイトを作ることを目指し、質の高いサイトからリンクされているサイトは、同じように質が高いサイトという認識があった。

したがって簡単にリンクなどをしてもらえず、それぞれにまともなサイトを作るような雰囲気があったものである。

もちろんそれは今でもあるわけだが、今のように星の数ほどネット上にサイトが出来、検索エンジンなども登場してネット社会は変化してきた。

しかし結局のところは良い情報を提供する側、良い情報を求める側のマッチングというところに落ち着き、そこにはサイトの質が要求されることになる。

現在はブログが注目されていることから、かつてのホームページブーム以上の盛り上がりになっているが、ここでも結局同じことが起こるだろう。

安易に作った、内容の薄いサイトが評価を受けないというのは当然のことであり、サイト運営者は多くの人に見てもらえる、役立つ情報を出すサイトを作ることを心がけるという基本の姿に戻るものだろう。

アフィリエイトにあっては、安易なアフィリエイトサイトを考えた結果、成果も出ず、そのまま放置あるいはサイト運営そのものを諦めるケースも多く出てくるだろう。

つまり淘汰になる。

初めからアフィリエイトを利用して収入を目的としたショッピングサイト運営などを目指す人に対して、私は自分が商売をすることと同じ感覚が必要と言っているが、その感覚に欠ける人が極めて多いことは事実である。

資金がかからないとはいえ、商売をする以上、売上を増やすためにはいろいろ工夫もするだろう。また、店構えや品揃え、その展示方法、情報発信などに神経を使うのは当たり前である。

告知だけに力を入れても、内容を伴わない店に来店した客から評価を受けなければ客は来なくなる。

売上が上がらなければ、実店舗なら倒産だ。負債も抱えることになるだろう。ところがアフィリエイトを利用したショップならそんなリスクがないために安易になるケースが多い。

以前にやるなら真剣に取り組まなければならないと書いたのはこの部分であり、今後はますますその環境が厳しくなることが予想されるためである。

今後、ますます問われるサイトの質は、アフィリエイトサイトにとって収入を大きく左右することになることは間違いない。






2005年09月16日

Webサイトにおける更新の重要性


Webサイトにおける更新の重要性



Webサイトにおける更新の重要性については今更書くようなことではないが、ことブログにあってはそのことが極めて大きなポイントになる。

当ブログは、8月13日にスタートして、8月いっぱいは毎日更新して記事を出していた。今月(9月)は更新をサボることによってアクセスにどのような影響があるのかを実験するために1日休んだり、2日休んだりということをしてみた。

私は、このブログを立ち上げた際に、自分が運営するWebサイトからもリンクをせず、ブログの告知については私のユーザー様に向けて不定期配信をしているメルマガで紹介したのみだった。

ブログを立ち上げてから10日あまり経った時点で、ページビューは一日500程度、アクセスが概ね一日100程度になった。

その数は安定していたが、9月に入って一日休んだところ、ページビューは約2/3程度になり、2日休んだところ、約半分になった。

一般のWebサイトではこんなことはない。私はアフィリエイトページについては、各コンテンツページについて、特別なことが無い限り1〜3ヶ月程度の更新はしなくても良いようにページを作っている。

それは、一日の中でページ管理に時間を費やすことの出来る時間が限られたものであり、時としてはその作業が出来ないこともあり、そんな状況の中で多くのページ管理をすることが困難だからである。

ブログにあっては、日々の更新が重要であることは最初からわかっていることなので、手を出さなかったのであるが、実際にやってみて改めてブログにおける更新の重要性が実感出来た。

ブログはマメな更新がなければ意味がない!

ブログはping送信によって直ちにブログ検索サイトや、RSSリーダーに情報が伝えられる。そのスピードは魅力的であることに違いない。

しかし、伝えられるヘッドラインだけで来てもらうにはコンテンツが大きく左右する。記事タイトルはもちろんのこと、やはり文章(内容)だろう。

ブログを利用したアフィリエイトサイト運営者から、ブログを立ち上げたがさっぱり成果は出ないなどという問い合わせをいただくことがあるが、その多くのブログは単に商材のリンクを貼り、ほんの少しの文章を加えただけのものである。

要するにここでも一般のWebサイトにおけるページ管理と同じことが言えるのだが、肝心なのはきちんとしたコンテンツを出すということになる。

ショップサイト的アフィリエイトではなく、一つのテーマ(例えば自分の趣味)を持ったブログであれば、そのテーマについての記事を出す事は簡単に出来るだろう。その中にテーマに関連したアフィリエイトを組み込み、その商材についてのコメントを入れるにしても簡単なことと思う。

記事そのものも書きやすいだろう。しかしショップサイト的にいろいろな情報を出そうとするなら、当然そこにいろいろな情報を出す必要に迫られるわけであるが、それがつい安易になってしまう。

安易に流れたページを読んでもらうことは厳しい。さらにリンクをクリックしてもらうことはもっと難しい。

つまり、ブログにあっては一般サイトより更新をマメに、さらにコンテンツを書き続けなければいけないということで、運営そのものが大変ということになる。

ごく一般の者にとって、ブログを作ることは極めて簡単であるが、その運営は大変であるということだ。

人気タレントや有名人なら、放っておいてもアクセスはあるだろう。しかしごく普通の者はそういうわけにはいかない。

人気ブロガーになろうと思えば大変な努力を要するだろう。

やはり一般サイトであれ、ブログであれ真剣に取り組んで努力をするということに尽きるが、ブログにあっては、レスポンスが早い分、それだけ情報発信もタイミングも重要になる。

しかし、それは逆にうまく使えばアフィリエイトにおいても極めて効果的なものといえる。

ブログと一般サイトをうまく連動させるサイトは今後も伸びるであろう。そこにまた新たな格差が生じる。






2005年09月11日

iPod nanoの人気は?


iPod nanoの人気は?



9月10日の記事で、9月8日に発売された、iPod nanoの情報を出したが、すでに相当の人気になっているようである。

今回の製品は、昨年ブレイクしたiPod miniの後継機種として出されたようだが、その薄さと、カラーディスプレイが人気のようだ。

ボデーカラーは、カラフルだったminiにくらべて、ホワイトとブラックのみということだが、埃や汚れから本体を守る意味もあるシリコン製のチューブが用意されており、そこではパープル、ピンク、ブルー、レッド、クリアの5色がセットになっており、気分に合わせて使えるようになっている。

なお、チューブは、3,400円とのことである。


私は別サイトからデジタルオーディオプレーヤー情報を出しているが、その中で、次のような面白い傾向があるので紹介してみよう。

Yahoo!ショッピング オーディオコーナー最新売れ筋データ(2005年09月08日更新情報)を見ると、ちょっと変わった傾向も・・・。


やはり安い!機能が豊富というものが人気を集めるようにも思える。


第一位

MP3/WMA対応 デジタルオーディオプレーヤー 128MB

内蔵フラッシュメモリー128MB。

単4電池1本で約12時間の連続再生が可能。超軽量26g(電池含まず)のマイクロボディとサイズを超えた音品質。

録音マイク内蔵。約8.5時間録音のボイスレコーダーとして使用可能。
FMチューナー内蔵でFM放送が聴け、MP3形式でのステレオ録音が出来る。
PCを介さず、ラインインでMP3形式にダイレクトエンコーディング可能。

レッド・ピンク・ブルー・イエロー・グリーン・エメラルド・ベージュの7色から選択可。

バックライトLCD表示。日本語&絵表示で操作が分かりやすい。

MP3(48-320Kbps)/WMA(6Kbps-192Kbps)/WAV に対応。

5,859円(税込)



第二位

ビクター デジタルオーディオプレーヤーXA-MP51【限定大特価!!】

ミニコンポなどから直接録音できる「ダイレクトレコーディング」機能搭載、FMチューナー&「ボイスレコーディング」機能搭載。

音楽に合わせて音質を調整できる5 つのプリセットイコライザー搭載。

内蔵メモリー容量:512MB

音楽再生フォーマット:MP3/WMA/WMA-DRM(著作権保護対応ファイル)

電源:単4形アルカリ乾電池×1、連続再生時間:最大約17時間(オーディオ再生時)

14,300円(税込)



第三位

MP3/WMA対応 デジタルオーディオプレーヤー 128MB

1位の商品と同じ。

5,859円(税込)



第四位

送料無料 Apple iPod Photo(60GBモデル)

60GBのHDDに音楽(最大15000曲)/写真(最大25000枚)を保存できるiPod。

2型(220×176ピクセル)65536色のバックライト付きカラー液晶ディスプレイ、タッチセンス方式のクリックホイール搭載。

バッテリー駆動時間は、音楽再生最長15時間、BGM付きフォトスライドショー再生最長5時間。充電時間は約5時間(80%まで約3時間)。

iTunes 4.9は、Podcasting(ポッドキャスティング)に対応しiPod でラジオ番組を聴くことが可能。

付属のUSB 2.0ケーブル/別売のFireWireケーブルでPCと接続し、充電とAuto-Sync(オートシンク)を同時に実行可能。

[付属品]
インナーイヤー型ヘッドフォン、ACアダプタ(USB)、USB 2.0ケーブル、電子マニュアル、ユーザーズガイド、クイックリファレンス

45,800円(税込)



第五位

iPod mini & Hello Kitty BE@RBRICK Set

女の子に人気があるのかも・・・。

iPod mini 6GBのハローキティオリジナル

サイズ:91.4×50.8×12.7mm、バッテリー駆動時間は最長18時間の最新版。

付属アクセサリ
インナーイヤー型ヘッドフォン、ベルトクリップ、USB2.0ケーブル

付属ソフトウェア
iTunes for Mac、 iTunes for Windows

iPod mini用ケース(ハローキティオリジナル)

BE@RBRICKスタンド
ハローキティ×BE@RBRICK
サイズ:H270×W 130×D90 mm

BE@RBRICKマスコット(3種/金・銀・ピンク)

限定2000個!!

39,900円(税込)




注:上記情報は2005年9月8日現在のもの


としていた。


ところが、この3日後の9月11日更新時点では、

第一位




第二位




第三位

MP3/WMA対応 デジタルオーディオプレーヤー

5,859円(税込) Yahoo!ポイント55



第四位

SDカードポータブルオーディオプレーヤー「PD-205」 ホワイト

記録メディアにSD/MMCカードを使うポータブルオーディオプレーヤー

3,780円(税込) Yahoo!ポイント36



第五位



と、アップルの新製品が5位のうち3位を占め、その人気ぶりを示している。





今回の新商品発売に伴い、アップルではバナーもおしゃれなものに変わった。


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アフィリエイトにとっての宿泊予約系サイトとは


アフィリエイトにとっての宿泊予約系サイトとは



アフィリエイトサイトの急増に伴い、宿泊予約系サイト(旅行情報)やコンテンツの中に宿泊予約を取り入れるところが多い。

しかし、ここでもやはり思うように宿泊予約が取れないというサイトも多いようである。

その原因は、例によってページ作りによるものが多い。ちょっとした工夫と努力をしたサイトからは成果が出る。

6月30日付けの日経新聞では、2004年のネット通販市場規模(利用額)の中で、旅行関連は前年度の39.5%アップで、6,610億円の規模となっている。

今年は、楽天トラベルが、提携宿泊施設に対して手数料をアップすると通達したことが新聞に取り上げられるなどで、一般の人にもネット利用の宿泊予約が膨大な数になっていることがわかっただろう。

宿泊予約サービス提供サイトは、昨年も急激に増え競争が激化している。つまりマーケットは大きなものがあるということだ。

アフィリエイトサイトにとってもそれは同じことが言える。成果獲得のチャンスはある。

バリューコマース社に登録し、じゃらんnetとの提携をしておられるサイトは、先週の後半に8月宿泊実績のあった承認分のデータが出たのをご存知だろう。注文リストのレポートを見ればわかる。

私の宿泊予約サイト向けツールのユーザー様からの報告によると、8月実績分としてじゃらんnetの成果が多くあったとするケースがあった。

わずか4名分のデータであるが、4名で300件以上の成果があり、トップは115件という数字になっている。

私自身のじゃらんnetの成果は64件であったが、正直なところじゃらんnetの成果増には驚いている。同サイトが今年4月にリニューアルされ、ページが見やすくなった、アフィリエイトに対しての報酬規定が5月末から変更になったなどいろんな要素が考えられるが、やはりじゃらんnetそのもののパワーがあるということだろう。

そして、アフィリエイトサイトにおける、その取り上げ方も左右するのは当然だ。

私の場合は、一休.comを中心に展開しているが、一休.comは一流ホテル、高級旅館に特化させたECサイトとして存在している。一方のじゃらんnetは、高級からペンションまで非常に多くの提携宿泊施設を持ち、幅広い需要に対応している。

このため、アフィリエイトは各ECの特徴に合わせた使い方をするということがポイントになるだろう。

ちなみに、私の宿泊系で一休.comの8月の注文件数は90件となっている。

8月実績として、100件超の成果を出されたユーザー様も多くなった。ツールを提供し、情報も提供している側としてはうれしいことである。

私の提供しているツールでは、バリューコマース社のマイリンク用コードを使って、全国の各宿泊施設へのリンクコードを一括で作成出来るというものである。

マイリンクについては、バリューコマース社ではリンク作成ツールを改良し使いやすくなったが、それでも大量のリンクコードを作るのはアフィリエイトにとってやはり大変な作業である。

このツールは、その時間を大幅に短縮出来ることによって、効率よくページ作りをしようという目的のものである。

つまり、単純作業に時間を取られるのではなく、コンテンツ制作に時間を充てようというものだ。

対応しているのは、一休.com、じゃらんnet、JTB、宿ぷらざ(日本旅行)の4つのECサイトであるが、一休.com、じゃらんnetについては先の理由から、JTB、宿ぷらざについては、ともに大手旅行代理店のサイトであるとの理由からである。

JTBは、今まで若干ネットでの対応が遅れていたが、今後ネット分野にも力を入れるとの情報もあり、そのネームバリューからも期待出来るだろう。

すでに100以上のユーザーがおられるが、テンプレートも付けて、簡単に全国版の宿泊情報が出せることから便利なツールとなっている。

しかし、それをうまく活用するのはユーザー様次第。その差が成果となって現れる。

一度ページを作ってしまえば、2〜3ヶ月に一度の更新によってサイト管理が出来るようにするのがポイントで、結果として効率の良いサイト運営が可能になる。

マメに頻繁に情報を出すことの出来るサイトであれば、もっと成果に繋がるだろう。

宿泊予約や旅行系情報のみでサイト運営をするというのも一つの方法であるが、宿泊予約などを一つのコンテンツとして、他のカテゴリーの情報提供をしていくことによって、アフィリエイトサイトとしての規模は大きくなっていくだろう。

このようなツールは、あくまでもツールであり、うまく活用することによって成果に繋がりやすくなるものであって、ツールを買ったからといって、それだけで成果を期待することはできない。





2005年09月10日

デジタルオーディオプレーヤーの二強対決?iPod nano新発売!


デジタルオーディオプレーヤーの二強対決?



8日、9日の新聞報道によると、アップルとソニーがデジタル携帯音楽プレーヤーの新機種を投入するとのことで、アップルとソニーの二強対決が激しさを増す。



アップルはすでに8日に厚さ6.9ミリの超薄型プレーヤーiPod nano を発売した。同製品は、重さ42グラムとiPodシリーズで最も薄い。半導体メモリーにダウンロードした楽曲を記録し、4ギガバイトタイプでは最大1,000曲を保存できる。価格は4ギガタイプで27,800円。


一方、ソニーの新製品「ウォークマンAシリーズ」は、利用者がよく聴く楽曲や発売された年代ごとに楽曲を選曲して再生する機能などが特徴で、インターネットを通じてソフトを更新し、新しい機能の追加もできるようになるという。

11月19日から発売し、20ギガのHDD(ハードディスク駆動装置)タイプで35,000円前後、2ギガの半導体メモリータイプで32,000円前後の見通しという。

携帯音楽プレーヤー(デジタルオーディオプレーヤー)の世界市場は、今年度も50%増の4,000万台超が予測されるなど、成長が続いている。

ただ、一方では、MP3プレーヤーとして有名な「リオ(Rio)」ブランドが今月末の撤退を表明するなど、各メーカーとも厳しい環境になっている。としていた。

アップルが8月から開始したiTMS(iチューンズ・ミュージックストア)は人気があり、このサービス開始によって大きく音楽ダウンロード配信サービスが進んだといえるだろう。

iTMSでは、日本市場向けにプリペイドカードを導入するなど細かい配慮を見せている。

今年のクリスマスプレゼントなどには、iPod nano と、たとえば、iTunes Music Card - 5,000円を組み合わせてプレゼントするなどというのもいいかも知れない。


すでに、Yahoo!ショッピング オーディオコーナーでは、アップルの新製品が売れ筋トップに出ている。

iPod関連では、アップルのショップのほかに、Yahoo!ショッピングのiPod購入パーフェクトガイドなどもチェックすると良いかもしれない。






2005年09月08日

地方には隠れた逸品がある


地方には隠れた逸品がある



インターネットの普及によって、地方の中小業者や個人商店のところで優れた商品情報を見ることが出来るようになったのは、ある意味では画期的なことと言えるだろう。

実際のところ、ネット上に公開したことによって思わぬ反響になった商品も多くあるようだ。

一部のファンなどからは知られたくない情報が出てしまうということで、逆に作用することもあるようだが、販売する側としては、販路が広がるという意味ではやはりインターネットは便利なものだろう。

ところが、Webでの展開に不慣れなことから、せっかくネットに公開しても満足な結果を得られないということもあるようだ。

以前に紹介したことのある、滋賀県の地酒販売店水谷酒店などは、店主が自分の商品を売るよりアフィリエイトサイト運営に関心が高いということもある(笑)

もっとも、それだけではなく、ここのオリジナル地酒「今晨(イマジン)」は、店主自らが自作田で原料となる酒米のブランド「山田錦」を作るということから生産量自体が少ないということもあって、いわば限定品とも言える。

しかし、美味しい酒であることに違いない。女性に人気があるというのもうなづける。

今からならこれから作る新酒の予約が出来るかも知れないので、改めて紹介してみる。





価格は、1800ml:3,000円、720ml:1,500円(税込)
別途送料が必要(地域によって異なる)。

サイトでは、米を作る過程なども紹介されており面白い。




さて、今回はもう一点紹介してみよう。


 秋楓美楽(あかびら) こちらは北海道赤平市というところで昭和12年から菓子製造を行っているという「日高屋製菓」の作っている「秋楓美楽(あかびら)」というお菓子である。

スライスアーモンドとバター、玉子、それに北海道ならではの上質のホワイトチョコを使用したもので、1枚1枚手作業で作られている。



手作業ということから、熟練した作業員6人で作業しても1日1,000枚を作るのがやっとという状況とのことだが、企業秘密のなにかがあることから美味しいと密かに人気の商品となっている。

 秋楓美楽(あかびら)



リクルートの人気雑誌「じゃらん」にも取り上げられたことがあることから、ご存知の方もあるかも知れない。

価格は、8枚入りが1,100円。16枚入りが2,000円。いずれも税込、送料別。
ただし1万円以上買った場合は、佐川急便の送料は無料になる。






2005年09月06日

基本の大切さ


基本の大切さ



誰でも習い事をしようとした時にはその基本を叩き込まれることだろう。

華道、茶道、習字などはもとより、各種スポーツ、音楽、芸事などすべてにおいてそれは変わらない。それは基本、基礎が無ければ前に進むことが出来ないからである。

現在のブログブームが、かつてのホームページブームより大きなブームになったのは、より簡単にページが出来るようになったからであろう。

ブログ提供元のフォームの中に文章を書くだけでページが出来上がる。テンプレートなども数多く用意され、それは簡単に出来上がる。

どのような仕組みでそれが出来ているかなどは知らなくても良い。

かつてのホームページブームの時は、ホームページビルダーに代表される操作性の楽なソフトが発売されたことが大きく影響していたものと思う。

ワープロ感覚で、ページが出来るとしてその簡易モードを利用してページを作った人は多いだろう。しかし、その多くはWebページの基本であるHTMLについての知識を持ち合わせていない。

つまり、このページがどのようなソースで作られているのか、その仕組みを理解出来ていないケースが多い。

個人が日記のようなものをアップするなら、それでも問題はないだろう。しかし、アフィリエイトをやろうというならそういうわけにはいかない。

たとえばテンプレートでレイアウトされたある一定のテーブルの中に、あるいはCSSで指定された空間の中にサイズの合わない画像やバナーを入れようとしてもそれは無理がある。

無理やり入れてしまうとレイアウトが崩れることになるが、それを修正する術を知らない。したがって思うようなページ作りが出来なくなる。

Webページを作るなら、せめて最低限度のHTML知識を持って自分のページの構造がどうなっているのかを理解してからかかるべきというのが私の見解である。

ホームページビルダーや、ドリームウェーバーといった高機能を持ったソフトは、本来HTMLの知識を持ったユーザーがより簡単にページ作りをするために開発されたものといえよう。

概略を簡単に作って、細部はタグの手打ちで修正するというものである。ソフトメーカーはソフトが売れてなんぼのものであるから、簡単に作ることが出来ます!とキャッチフレーズにするが、使う側はその知識があってこそ圧倒的に使い勝手がよくなるものと思うのだが・・・。

一方、Webページの内容にしてもそれは言えることで、文章表現にも基本があり、それを知っている人とそうでない人との違いは大きい。

もっとも文章というものは時代とともに言葉も変化し表現も変わることは間違いないが、文字で人にものを伝えるという点においてはその基本がある。

文章にしろ、グラフィックスにしろ先天的にその分野に長けた人、才能のある人というのは必ず居るものであるが、その数は決して多いものではないだろう。

文芸を書く方法と、新聞記事を書く方法は明らかに異なる。Webページで人にものを伝えるなら、そこには誰が見てもわかりやすい文章を書く必要があるだろう。

たとえばある商品やサービスを紹介するにしても、わかりやすい言葉で説明を加えることによって、読み手にはよりその内容が伝わる。

自分自身の中でわかっているからとして、他人の目を意識しない文章ではさっぱり伝わらない。何を言わんとしているのかがわからない文章では満足な意思伝達は不可能になる。

これらは、新聞の書評や雑誌のパブリシティ広告などの文章が参考になるだろう。

Webページにおいては、基本を理解したうえで作成されているページとそうでないページでは、見栄えの問題だけでなく大きな違いがある。

そんなことから、私のWEBセミナーではHTMLの習得から始まり、次に実際のページ作りにかかることにしている。

HTMLの段階で挫折してしまう人は先に進むことは出来ない。






2005年09月05日

アフィリエイトを利用するECサイトの必須条件


アフィリエイトを利用するECサイトの必須条件



アフィリエイト・プログラムを利用するECサイトは急激に増加している。これだけ多くのプログラムが出てくるとアフィリエイトサイト側としてはどのECサイトと提携しようか考えてしまう。

新規プログラムに対してなんでも提携して、見境なしに取り上げようとするアフィリエイトサイトに多くの期待をすることは出来ない。

アフィリエイトサイトは、自分のサイトに合う商材か、ECサイトかどうかをまずチェックする。

すでにそのECサイトの商材が特別なものであるということはほとんどないであろう。そんな中でアフィリエイトサイトに提携をしてもらうためには、「このECサイトと提携すれば成果が出る、あるいは出やすいかも知れない」と思わせる必要がある。

商品やサービス自体にパワーがあることはもちろんのこと、そのサイト作りも大きく影響してくる。

訪問者をECサイトに誘導して、そこでクロージングをしてもらわないことにはアフィリエイトサイトにとっては成果につながらないのであるから、この点は極めて重要なポイントになる。

ECサイトの多くはプロのWebサイト製作業者に依頼してサイトを作っているものと思われるが、やはりユーザービリティに優れたサイトは使いやすい。

アフィリエイトサイトはなんでもかんでも取り上げるのではなく、自分のサイトへの訪問者に対して有益な情報を出す事に努めている。

そこには当然、サイトで取り上げる商材にチェックを入れることになる。

取り上げようと決めると、次は使いやすい広告素材が用意されているかをチェックする。使いやすい広告素材はアフィリエイトサイトにとってページ上からの展開がさせやすい。

現在、流行している商品リンクについてはリンク先の商品紹介ページの出来不出来が大きく左右する。

たとえば宿泊予約サイトにあっては、個別宿泊施設へのリンクを使うことが多いが、そのページからすんなり予約につながるサイトとそうでないサイトとでは成果に大きな差が生じる。

もちろんそのページに訪問者が満足出来る掲載されていることは言うまでもない。

一つのジャンルについて、訪問者が満足出来る可能性が高いECサイトなら、その部分について同業の多くのサイト情報を掲載することはしない。

多くの情報を出す事は、たしかに訪問者にとって選択肢を与え、比較出来るという意味はあるが一方では迷いを生じさせることもある。

極端に大きく価格が変わらなければ訪問者も納得する事が出来、満足を得ることが出来るだろう。

以上のようにアフィリエイトサイト側が商材の選択に神経を使う以上、ECサイトはアフィリエイトサイトが使いやすい商材と広告素材を用意することはその効果に大きな影響を及ぼすものであろう。

アフィリエイト全体を見て、成果を出しているサイト数は決して多いものではなく、少数のサイトがその売上の多くを出しているという現実は、売れるアフィリエイトサイト、売ってくれるアフィリエイトサイトにいかに訴求するかという点が大きな問題になる。

優秀なアフィリエイトサイトほど、情報に敏感であり自サイトに適した商材を求めている。






ECサイトにとってのアフィリエイト


ECサイトにとってのアフィリエイト



このところのアフィリエイトブームの影響もあってか、ECサイトでアフィリエイト・プログラムを導入するところも急激に増加している。

一部のASPからはほぼ毎日新規プログラムの案内メールが届く。

たしかにアフィリエイト・プログラムがネット上での広告手段として有効なことは知られている。大手ASPでは宣伝の意味も兼ねて、アフィリエイトでの成功例が紹介されている。

しかし、そこにはアフィリエイト・プログラムの内容を知って、上手に進めるECサイトとそうでないECサイトとの間に著しく大きな差があることも事実だ。

あるASPは、広告主にもアフィリエイトサイトを経験してもらって、アフィリエイトサイトへの取り組みを考えて欲しいと言ってもなかなか実行されないし、単に登録をすれば勝手にアフィリエイトサイトが売ってくれると解釈しているようなところもあるとしていた。

ECサイトに対して、アフィリエイトサイトを経験するようにというのはともかくとして、ECサイトがアフィリエイト・プログラムについての知識を持つことは絶対に必要であろう。

なぜなら、アフィリエイト広告は従来型の単なる表示広告とは明らかに異なるものだからだ。

アフィリエイトは「提携」を意味し、広告主とアフィリエイトサイト側が提携することによって、アフィリエイト側が自身の運営するサイト(ページ)上にアフィリエイト広告を掲載し、基本的にそこから成果が出た時にコミッションが発生する仕組みになっている。

アフィリエイトサイト側は、提携にあたって費用は発生しない。つまり無料で始めることが出来るというのが一つのポイントになっているが、そのためある意味では極めて安易に取り組むところが多い。

ECサイト側にとっては、ASPのシステム利用料のみでASPに登録されている多くのサイトに広告を掲載してもらえること、さらには販売実績が出た時のみアフィリエイトに報酬を支払うということで、効率がよいとあって、これもまた安易に取り組むところが多いのは実情といえよう。

アフィリエイトは、いわゆる代理店契約の無料版ともいえよう。通常、代理店契約をして販売推進を行う場合、販売店側は様々なツールや情報を代理店側に出し、時にはセミナーなどを開催してレクチャー、教育を行っていくものであろう。

つまりそこには双方に真剣さが要求される。

アフィリエイト・プログラムという便利な機能によって、それが簡素化されたことによって双方が安易に流れてしまっている現状があることは間違いないと思う。

その結果、アフィリエイトサイト側にも言えることだが、アフィリエイト・プログラムをよく知ったECサイトとそうでないECサイトとの間に格差が出来るのは当然であろう。

簡単に言ってしまえば、ECサイトにとっては、いかによく売ってくれるアフィリエイトサイトを見つけるか、同時にまたアフィリエイトサイトが動きやすいような広告素材の提供や、各種情報をいかに提供出来るかが大きなポイントとなる。

そのことによって、アフィリエイトに力を入れるアフィリエイトサイトはより良い情報をページ上から出すことが出来、ECサイトはその恩恵を受けることになる。

楽天市場のような巨大モールが良いからといって出店しても、きちんと動かない店はやがて撤退を余儀なくされるように、アフィリエイト・プログラムにおいてもそれは同じであろう。

アフィリエイトにはアフィリエイトなりにその進め方がある。その方法をECサイト、アフィリエイトサイト双方が理解して展開させた時に、真に提携の効果が発揮され、双方にとってメリットのあるものになるだろう。

BtoCのECサイトである限り、最終的にはエンドユーザーにいかに訴求するかが成果の分かれ道になる。窓口はいずれもWebサイト、Webページであるから、Webページからの表現、告知についてECサイトがその部分に神経を使うのは当然といえる。

重要な告知、変更については、適時ECサイトからアフィリエイトサイトに対して通達がなされるが、それらを遵守出来ないアフィリエイトサイトが提携解除になることはやむを得ないだろう。

今後、ますますこのような傾向は出てくるものと思われるが、そのような経過を経てアフィリエイト・プログラムがネット上でのマーケティングの一つの手段として定着していくものだろう。

それらを先取りしたところが、先行としてのメリットを享受することも間違いないものと思う。






2005年09月03日

楽しみながら作るアフィリエイトサイト


楽しみながら作るアフィリエイトサイト



8月28日の記事「アフィリエイトにおけるWebサイトとブログ」で紹介した、「Dive Diver 水といっぱいたわむれよう!」のサイト管理人さんは、ダイビングについてのサイトを運営すること自体が楽しいとして、アフィリエイトを先行させているものではない。

サイト作りが楽しいということは極めて重要なポイントで、次に紹介する、



というサイトもその一つだ。管理人さんは「なんといってもTDRが好き」ということから、それではサイト作りにあたっては、TDRをテーマにしてはどうかと薦めたものだが、今は、「格安で行く!東京ディズニーリゾートブログ版」というブログも持ち、うまく本サイトと連動させている。

ここには、サイトからアフィリエイトで稼ごうというよりTDRについての各種情報を出そうという管理人の意識が垣間見える。

TDRファンだからこそ出せると思われる情報が提供されており、初めてTDRに行こうと思う人や、TDRの情報を事前にキャッチしたいと思う人には参考になるサイトといえるだろう。

つまり、この管理人は自らTDRに行くことを楽しみにすると同時に、サイトからその情報発信をすることを楽しんでいる。

結果としてであるが、ここからはアフィリエイトで月に5万円を稼ぐ方法を教えます!その1の中でシミュレーションした、とりあえず宿泊予約で1万5000円/月をはるかに超える宿泊予約成果が発生している。

もう一つ別のケースを出してみよう。



やはり旅行系情報サイトであるが、ここは検索機能を主体にしている。

ここの管理人さんは、データベース処理についてのスキルをお持ちであり、私のところで提供している、宿泊予約サイト用の複数ECサイト個別宿泊リンク作成ツールによるExcelデータをデータベース化し、それを利用してサイト上から検索機能を使うことによって訪問者にとって簡単に宿泊施設情報を得ることが出来るようにした。

これも結果として、極めて多くのページビューを得ることとなったが、このケースもどちらかというとアフィリエイトというより、そのデータベース活用システムを作ることそのものを管理人自身が楽しむという部分がある。

私は、自分のユーザーや、セミナー受講者に対して必ず、好きなもの、関心のあるものをテーマとしたサイトを作るよう薦めているが、それは管理人自身の好きなことや関心の高いものであれば、独自のコメントを書くことが簡単に出来、そしてその情報を出すこと自体を楽しみながら出来るからという理由である。

そうしてサイト運営そのもの、ページ作り、表現方法、提示方法などを自然に勉強できる。

その部分があって、はじめてアフィリエイトで商材を紹介するページを作成出来るのである。

いきなり商品リンクを多用して、ショッピングサイトのようなものを運営するのは大変に難しい。大概は売る!ということを先行させようとして、単なる商品の羅列に終わったりして結局無駄な時間を費やしてしまう。

商品リンクを使ってコンテンツ化をするというのは、実は難しいことであって、そこにはある程度のサイト経験がなければ出来ないというのが私の見解である。

また、多くのサイトは、その商品を売ろうとして商品リンクの表示に力を入れるが、実は特別なことがない限りアフィリエイトにとって、その商品を売る必要はない。


商品リンクは、単にECサイトに誘導するための道具に過ぎない。


その商品について、特別な入れ込みでもない限り、アフィリエイトサイトは訪問者をいかにスムーズにECサイトに誘導するかがポイントであって、ECサイトにジャンプした訪問者がECサイトから何を購入されようが関係はない。

要するに何かを購入されるか、注文をしてもらえればよいわけで、そこで初めてコミッションが発生する。

スムーズにECサイトに行ってもらおうと思えば、ページ上から訪問者が求めている情報を出して、さらにはその情報を見てもらう必要がある。

そのためにページ上から自分自身の情報を出すわけである。商品情報を使ってそれを作るなら、簡潔にその商品についての情報を出してあげる必要がある。

つまりページ作りの上手下手が大きく影響することになる。そのためにはぺージ作りに慣れる必要があり、キャリアも必要になるだろう。

バナー広告をベタベタ貼り付けただけのページが誰にも見向きもされないように、単に商品リンクを並べたページも同じことで、それは商品を紹介していることにはならない。

すでに検索エンジンは、きちんとカテゴリーに分類され、かつそこに細かい情報を出すページをキャッチする方向に動いていると見られ、1ページに雑多なコンテンツを用意しているページはどんどん排除されつつある。

いまだに検索スパムなどで、とりあえずページに来させようなどという姑息なページがあるが、そんなページを作ることがいかに無駄か、また仮に何かの間違いでページに来てもらえたとして、中身もないようなページから成果が発生することなどないということを知るべきだろう。

しかし、それは逆に言うと、きちんとしたページ作りをすれば、誰でもがアフィリエイトから収入を得ることが出来るということにほかならない。





2005年09月02日

ASPの審査強化は必然の流れ?


ASPの審査強化は必然の流れ?



ZEUS氏が運営するブログ「極悪アフィリエイトを斬る」の記事、「嘘だらけのバカアフィリエイト」の中で、私の記事に関連した内容があるため、ここでも取り上げて見る。

当該記事の中に、あるブログサイトが実例として取り上げられているが、このようなブログまたはサイトはネット上に非常に多くある。

アホらしくて見てられないというのが普通の感覚であるものの、問題は、ZEUS氏が指摘するように、

ネット初心者の中にはこんな程度のガセネタでも鵜呑みにしてしまう人が少なからず出てしまうのも事実だ。

という部分にある。

そこでまた、このようなブログと同様にブログなりサイトを立ち上げる者が現れ、それらのサイトは更新をされることなく放置され、Webサーバー上にゴミとなってたまっていく。

この記事に、ASPのサイト審査強化を望むとあるが、これがなされることは必至だろう。

ASPは自社の登録アフィリエイトサイト数をもって広告主(ECサイト)に売り込みを図る。当然、これだけの登録サイトを擁しているため広告効果が高くなるという論法である。

私自身、自分の情報商材の販売に某ASPのアフィリエイトシステムを利用しているが、安易なサイトの傾向はすでに1年以上前から出ており、ASPに対してアフィリエイトサイト教育を行うほうが先決ではないのか?と問うたことがあったが、そのASPは、とりあえず登録サイト数を増やさないことには広告主に対してのインパクトがないため、それに専念するとのことであった。

その後、登録サイト数はたしかに増加したが、私の商材に関する限り登録サイト数の増加、提携サイト数の増加はなんの役にも立っていない。

つまり、役に立たないサイトばかりが増加しても、実際の販売効果は薄いということである。

売ってくださるサイトは、きちんとしたページ作りとコンテンツを用意し、そこから売る。そしてそんなサイトは限定される。

別のASPは、広告主の勧誘に際して、アフィリエイトはこれからのものであり、今後ますます登録サイトは増加する。たとえば現在、数千のサイトがやがて数万になった時に、あなたの商材を扱うサイトはアフィリエイトサイトが増えた分だけネット上に表示され、売上に繋がるとしていた。

ECサイトもまた、アフィリエイト・プログラムをよく理解することなく、効果がある可能性があるならと導入したとしよう。

しかし、やがてはその現実に気付く。

これはある意味ではASPにとっても極めて問題のあることで、安易な審査、あるいは無審査によって出されるアフィリエイトサイトによって、アフィリエイト・プログラム自体がおかしくなる危険性をはらんでいることになる。

もっとも、ECサイト側でもアフィリエイト・プログラムをよく理解しているところは、成果の出ているアフィリエイトサイトには、ASPを飛ばして直接契約を持ちかけるケースも出てくる。

それは当然の流れとも言えるだろう。自社でシステムを持っていればASPに頼らずとも独自でアフィリエイトは展開出来る。

ASPのシステム利用料を払わなくても済むわけであるから、提携サイトに対してコミッションアップも可能だ。おまけに成果を出してくれることはわかっているから効率は良い。

極端に言ってしまえば、ECサイトにとって、成果を出してくれないアフィリエイトサイトは無くても良いわけである。

私自身も、ダメもとでサイト審査を極めて緩くしてみた。それは表示回数が増えればそれだけ宣伝になるかも知れないということを試してみようと思ったからだが、それもなんの意味もないことに気付いた。

ダメなサイトは、検索にも出てこない可能性が高いし、仮に表示されたからと言って、そのページを見られる絶対時間が少ないわけであるから、そんなものはなんの意味も持たない。

ページが開いたとたんに一瞬にして閉じられてしまうようなサイトでは、表示もなにもあったものではない。それが表示カウントをされたとしても、それは実質表示にはならない。

このことに気付いたECサイトは、アフィリエイト・プログラムのパフォーマンスに疑問を持つだろう。

そうしてASPは必然的にパフォーマンスを向上させるような工夫に迫られることになるだろう。

バリューコマース社は各種リンク機能の整備もして、満足とはいえないまでもアフィリエイトサイト運営についての情報を出すようになった。

今後は審査基準もより厳しくなるだろう。それはそうしていかないと今のような状態で続けても、システムのリソースを無駄にするだけでなく、ASPとしての基盤に影響を及ぼしかねないからである。

なにごとも過渡期にはいろいろなことがあるが、やがては淘汰される。安易に始めて途中で放り出すなら最初から手を出さないほうが時間の無駄にならない。





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